英語力を大きく左右するのは何と思いますか?それは皆さまご存知の通り、単語力です。ネット上には単語学習のノウハウ動画が溢れています。しかしながらノウハウはあれど、実践トレーニングプログラムまではなかなかありません。
我々が行うトレーニングは、ヒアリングではありません。リスニングとスピーキングのトレーニングです。
「聞き流す」とはヒアリングです。聞き流し動画はたくさんありますが、本当にそれで覚えられますか?
ヒアリングとは、集中せずにただ聞いているだけの状態ですので、街中を歩いているときの雑音と何ら変わりません。集中せずに聞いている雑音は何か月聞いても話せるようにはなりません。
ハーバード大学のダニエル・シモンズ博士が行った、有名な実験があります。
仕掛人Aは道端で被験者にインタビューをしています。その時、仕掛人Aは大きなパネルを持った作業員が2人の間を通過する際に、仕掛人Bに入れ替わるというものです。結果、被験者のほとんどは、仕掛人が入れ替わった事に気付きませんでした。
つまり、
意識していなければ、それが目の前で起きていても気づかない
という事なのです。これをInattentional blindness(非注意性盲目)と言います。
ヒアリングも同じです。聞き流すだけでは意味がなく、集中して聞くこと重要で、それこそが「リスニング」です。
そして、大切なのはリスニングで聞き取った英語を「音に出すこと(音読)」です。また、リスニングで聞き取った音をほぼ同時に「音に出す」ことでリテンション「短期記憶」を効果的に活用することができます。この「短期記憶」から復習を繰り返し「長期記憶」に持っていくことこそが、皆さまに提供するトレーニングプログラムになります。
是非皆さまの英語学習にご活用いただければと思います。
もし一人で進める事が難しい場合は是非
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